2000年入社 Oさん
入社のきっかけと当時のことを教えてください。
元々クルマをいじるのが好きで、「自動車部品の生産に携わりたい」という思いから入社しました。昔は厳しい先輩が多かったですね。最初は「やっていけるだろうか」と不安に思ったこともありました。でも、当時の先輩方に教えていただいたことは、今の仕事にしっかりと生きています。技術者としての私を育ててくれた先輩の皆さんには心から感謝しています。
現在はどのような仕事をしていますか。
冷間圧造機による自動車部品の生産を担当しています。新規部品の生産はまずお客様から図面をいただくことからスタートしますが、図面に従い机上の計算で製作した金型で実際に製品を成形しても、簡単に想定する形状にはなりません。設備の癖や材料の違いを考慮して経験を活かしながら形状を出していきます。お客様に製品を納入するために必要なプロセスであり、最も達成感を感じることろです。
今後の目標は何ですか。
良い部品を作ることはもちろん、それをいかに短納期で実現できるかを追求しています。図面をより深く見る想像力を養い、より効率的に仕事を進めるための知識を吸収していきたいと考えています。
また、私も後輩たちを指導する立場になりました。とにかく「丁寧に教えること」を心がけています。それと言葉だけでなく、背中で伝えられることもあると考えています。特に伝えたいのは、難しい局面にぶつかったときにも前向きに進む姿勢。あきらめずに壁を乗り越えた先にある喜びを、後輩たちにも感じてほしいと思います。
オフタイムは何をしていますか。
ランニングはダイエット目的で始めたのがきっかけ。社内で「三喜ルート」と呼ばれている工場の周りを仕事終わりに走っています。月間100kmを目標に今も継続しています。
御朱印巡りは「バイクで行く」というマイルールを設けて楽しんでいます。現地で歴史的建造物を味わえるのはもちろん、その道中も非常に面白くて、私にとっては移動時間も御朱印巡りの一部です。これまでに20カ所ほど巡りました。
就職をご検討中の方にメッセージをどうぞ。
技術は仕事を重ねる中で必ず上達します。大切なのは、自分に負けず、あきらめないこと。明るくて元気のある前向きな人は、必ず当社で活躍できると思います。ぜひ一緒にものづくりの喜びを分かち合いましょう!
三喜工作所での就業を希望される方へ
一人が得た技術を、みんなで共有する――。この風土を三喜工作所では大切にしています。
技術を共有すれば、従業員の誰もが同じ仕事をできるようになります。そこから一人一人がさらに新たな技術の習得を目指し、その技術をまた共有していきます。
つまり、個々の技術力の向上が、全社員の技術力につながっていく、そんな一体感を感じながら成長できる環境がここにはあるのです。
また、働きやすい環境づくりも心がけています。 特定の人にしかできない、という仕事がないため、有給休暇を取得しやすく、さらに就業時間を計画的に管理しているため、定時就業の体制も定着しています。
ものづくりの好きなあなた、オン・オフともに充実させながら「技術で喜びをつくる喜び」を一緒に感じませんか?
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